保育園登園自粛、母親の通院時は託児可能? 対応のバラつきも話題に
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて東京都内の保育園に登園を自粛するように求める動きが広がる中、対応のバラつきも話題に。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて緊急事態宣言が発令され、東京都内の保育園では休園や登園自粛を求める動きが広まっている。そんな中、インターネット上では、子供を持つ親たちから様々な意見が寄せられている。
■ひとり親の家庭は受け入れも
東京都内では千代田区や渋谷区などが「原則休園」とある一方で、大田区では「原則開園」ながら在宅可能な家庭においては登園自粛を求めるなど、それぞれの自治体によって異なる表現を用いている。
そんな中、女性向け匿名掲示板・ガールズちゃんねるには8日、「【緊急事態宣言】保育園が閉所【発令】」というタイトルのトピックが投稿された。
トピ主は「主の子供が通う保育園が緊急事態宣言を受けて閉所となりました」と訴え、「厳密に言うと、両親共に医療機関従事者、警察、消防、ライフラインに携わる家庭、家庭内介護の必要性がある家庭、ひとり親の家庭は受け入れるそうです」と記述。さらに、休園期間が未定であることを受けて「先行きが不安」だという気持ちを明かしている。
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■「3密」空間の保育士を心配
トピ主の投稿を受けて「命を守るのが最優先」と登園自粛を指示するコメントがある一方で、「保育園が休みになっても仕事は休めず、田舎の祖父母にも頼れない」という趣旨の窮状を訴える声も寄せられていた。
また、保育園で働いているという人物からは「保育園で動いてます。限られた業種以外のお子さんはみんな1ヵ月休みにしてほしかった」といったコメントも。保育士が「密集・密閉・密接」の「3密」空間で危険にさらされていることを心配する意見も見受けられた。