古市憲寿氏、新型コロナも学費変わらない大学に疑問 現役大学生たちの本音は…

新型コロナで休校なのになんの知らせもなし。授業料も変わらない……大学生たちから不満の声が上がっている。

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2020/04/15 18:00


 

■現役大学生(授業あり)は…

では、授業がオンラインで行なわれればそれで問題解決ではないかと言うと、そんなこともないようだ。

「うちの大学ではオンライン授業が来週から始まるんですが、自分用のパソコンを持っていない子もいます。そういう人は大学のPCルームをこれまで使っていたんですが、大学に入ることが禁じられている状況なのでそれはできない。


大学的には『買ってくれ』ということなのかもしれないけど、経済的な事情でそれが難しい人もいると思います。


また、私の肌感覚では、実家暮らしの子はパソコンはある子が多い印象ですが、それも家族共有だし、小さな弟や妹がいると騒がしくするので授業に完全に集中するのも難しい。


親は『授業だけじゃなく、授業に集中できる環境にもお金払ってる感覚なんだけど』とぼやいてますね」(2年生・女性)


そして、経済的な事情について指摘する学生は他にも存在。

「私は学科的にPCを使わざるを得ず、Wi-Fiも持っているんですが、周りで自分用のポケットWi-Fiを持っている子はそう多くない。彼らがどうネットに接続してるかと言うと、大学やスタバのフリーWi-Fiなんです。


でも今は両方とも入ることができない。Wi-Fiを契約するとしたら月に3,000~4,000かかるけど、飲食店や家庭教師のバイトが減っている子も多いので、正直そのお金でも惜しいと思う」(3年生・女性)


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■大学側の非ではないものの……

もっとも、今回のような騒動が起きると予想していた大学はほとんどないだろうし、完璧な対応を求めるのも難しいのも事実だろう。学生に対して真摯になった結果、経営が逼迫しては意味がない。

だが、学生たちの意見を聞いていると、例年と変わらない学費を求めるのはさすがに無理があるのも事実。

大学によって学科によって、あるいは学生によって置かれる状況が違うため、ひとくくりにできる問題ではないものの、古市氏の言うとおり、不満や怒りを抱いている人は、声を上げるのは大事ではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・宝田洸太

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