チロル、うまい棒、まけんグミ… 菓子界の雄たちが「コロナ打破」目指し決起

誰もが知る人気菓子を提供している製菓メーカー各社が15日、「コロナに負けるな」をスローガンにプレゼント企画を次々スタートさせ、話題を集めている。

2020/04/17 09:40

チロルチョコ、ビッグカツ、うまい棒、ブラックサンダーなど、誰もが知る人気菓子を提供している製菓メーカー各社が15日、「コロナに負けるな」をスローガンにプレゼント企画を次々スタートさせ、話題を集めている。

きっかけはチロルチョコ公式がツイッターでつぶやいた「#おかしつなぎ」というハッシュタグで、それを目にした各メーカーが次々賛同し、16日22時現在その輪はさらに広がりを見せている。



 

■業界の盟主たちが次々と…

おかしつなぎ
(©️チロルチョコ)

「コロナに負けるな 外出自粛中のお家にほんの少しの楽しみを チロルチョコ320個を抽選で100名様に」とコメントを添え、たくさんのチョコが並んだ写真を投稿したチロルチョコ公式。

「#おかしつなぎ #お菓子で日本を明るく #ステイホーム」とハッシュタグを添えたところ、「ブラックサンダー」「サッポロポテト」「かっぱえびせん」といった商品に加え、「金吾堂製菓」「亀屋万年堂」など老舗和菓子メーカーの公式アカウントが「お手伝いします!」「協力させてください!」「弊社も参加させてください」と返事を寄せ、共闘を表明。

各アカウントごとにプレゼントキャンペーンが打たれるという一大イベントに発展し、ツイッター上の話題を席巻した。


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■「業界で働いていて良かった」

発端となったチロルチョコに話を聞くと、同社広報部の松嶋さんは「最近のTVやwebメディアを見ていて、毎日ネガティブなニュースや非難のコメントばかりで、気持ちがモヤモヤするというかネガティブになっていることに気付きました。そこで菓子メーカーとして何かポジティブな話題を提供できないか考えたのがきっかけです」とその経緯について説明。

当初は不安も抱えており、「企画に乗っていただけるメーカーさんは無いかもなぁと考えていましたが、昨日の投稿直後に数社お声がけをいただき、そしてすぐに実行に…。本当に感動すると同時に菓子業界で働いていて良かったなと思いました」と、現在の状況に胸をなでおろしている。

続けて「ハッシュタグにもある『#日本でお菓子を明るく』というのをもっと実現させたいので、更に多くのメーカーさんに『#おかしつなぎ』してもらえたら最高だなと思います」と明かし、「今後もお菓子の力で何か世の中が少しでも明るくなる様な機会があれば積極的に取り組んでいきたい」と思いをぶつけてくれた。


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■協力の輪は全国へ

チロルチョコがキャンペーンを打った直後に動いたのは、「ビッグカツ」を手がける広島のスグル食品。総合企画室の大塩さんは「我々も別の時期に毎年プレゼント企画をやっているのですが、チロルさんのツイートを見まして、今こそ我々も動くべきだという話になりました」と賛同理由を明かす。

ただ対応が急遽となってしまったせいで、「プレゼントの中身をまだ決めている段階」とのこと。当選者数も5人から10人とだいぶアバウトな内容で、「今日も棚を見ながら『こんなのが喜ばれるかな。自分だったらこんなのが欲しいなぁ』と思案しているところでした(笑)。おかげさまで反響も良く、まだ途中ですがこれまでやったキャンペーンの倍くらい応募が来ていますよ」と喜びを見せた。

当記事に名前が出ていない公式アカウントで、企画に賛同したのは「うまい棒(やおきん)」「ベビースターラーメン(おやつカンパニー)」「まけんグミ(杉本屋製菓)」「カンロ」「つぶグミ(春日井製菓)」「生梅飴(リボン)」など。各社のツイートはそれぞれ数万リツイートレベルで拡散を見せており、ネット上に多くの笑顔を生む結果になりそうだ。

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(文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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