ロックダウン中に小学生が感電死 遊具の発電機につまずき…
子供たちが楽しむ遊具にも危険な箇所はある。そこには絶対に近寄らないよう教えておくべきだ。

イベント会場やゲームセンターなどに、ふわりとした踏み心地が楽しい「バルーンキャッスル(もしくはインフレータブルバルーン)」と呼ばれる大型遊具がある。
最近では、小型版が子供向けのパーティ会場などにレンタルされることも増えているが、同時に事故が心配されてもいるという。
■楽しく遊ぶはずが…
南アフリカ共和国・ハウテン州のハイデルベルクで暮らすポール・デ・ビアーさんと妻のローディンさんは、バルーンキャッスルを3週間契約でレンタルし、自宅の庭に設置した。
期待したとおり、11歳の息子と5歳の娘は大喜び。まさか悲劇が起きるとは、誰も思っていなかったという。
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■けいれんとともに倒れる
膨らんだバルーンキャッスルとその周辺で楽しく遊んでいた2人。しかし、ある瞬間に息子のペドレくんが激しいけいれんを起こして倒れ込み、意識を失ったため救急車が要請された。
駆けつけた救急救命士はその場で心肺蘇生を1時間も続けたが、ペドレくんが息を吹き返すことはなかった。現場の状況から、240ボルトもの高い電圧を受けての感電死とみなされたという。