『サイゼリヤ』がレタスの一玉販売を実施 「その背景」に感動の声相次ぐ
『サイゼリヤ』がレタスの一玉販売を実施した理由に、反響の声が相次いでいる。
イタリアンレストラン『サイゼリヤ』が突如、レタスの一玉販売を開始。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けてしまった農家を支援する目的があるようで、ネット上では「素晴らしい試みだと思う」といった感動の声が多く上がっている。
■実際に買いに行ってみると…
現在は商品のテイクアウトにも対応しているサイゼリヤだが、レタスを片手に店内から客が出てくる光景はなかなかお目にかかれないだろう。そこで実際にレタスがゲットできるか、記者(私)は近隣の店舗へと向かってみた。
しかしなんと、レタスの販売はすでに終了してしまったという。
関連記事:サイゼリヤは台湾でもすごかった 各メニューがお値段以上のクオリティ
■事情を聞くと…
野菜はやはり鮮度が重要。店員に話を聞いてみると、販売を開始した4月10日から「5日間」までを販売期間と定めていたようだ。
売れ残ってしまった分は、残念ながら「破棄」という形になった模様。記者が店舗を訪れたのは15日だったため、あと1日早ければ…と悔やまれる思いであった。
関連記事:マック『ごはんバーガー』の味は? モスバーガーと食べ比べてみた
■今後の実施予定は…
今回のキャンペーンについてもう一歩踏み込んだ情報を入手すべく、記者がサイゼリヤの広報担当者に話を聞いてみると…。
広報:今回レタスを販売したのは、緊急事態宣言を受けた都府県の関東圏である東京、神奈川、千葉、埼玉の店舗となります。休業や時間短縮の影響を受けて販路を失った契約農家を支援するため、実施に踏み切りました。
レタスの購入客からは「外出が難しい中、サイゼのレタスが家庭でも食べられて嬉しい」と好評の声が多く上がっているそう。最大で150%の販売を記録した店舗もあるようだ。
また時期は未定だが、レタスの実売については今後も「実施予定の計画がある」とのこと。今回買いそびれたサイゼユーザーも、次に見かけたらぜひ購入してみてほしい。
・合わせて読みたい→テイクアウトで奇跡の化学反応…「サムライマック」は過去最高レベルの味
(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)