タモリ、地名の大切さを力強く語る 「行政の都合で変えてはいけない」

『ブラタモリ』(NHK)で、タモリが奈良県の明日香村を訪れた。

タモリ
(写真提供:JP News)

18日に放送された『ブラタモリ』(NHK)では、タモリ一行が奈良県の明日香村を訪れた。なぜ、飛鳥は日本の国の礎となったのかに迫る一方で、タモリの残した名言が視聴者の間で話題を呼んでいる。



 

■日本初の時計があった場所

タモリ一行は、明日香村に古くからあった水落というエリアを訪問。水落には、天智天皇が671年に作らせたという、日本で最初の時計(水時計)である「漏刻」が置かれていたと言われている。

なお、この水時計の仕組みは、下の水槽に溜まる水の量で時間を計るというもの。決まった時間に鐘や太鼓を鳴らし、飛鳥の人々に時を知らせていたと考えられている。


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■地名の大事さを強く語る

しかし、水落という地名がついていた明治の時点では、この場所に水時計があったことは分かっていなかったそう。

このことを聞いて、タモリは「地名というのは土地の記憶なんですよね、本当は変えちゃいけないんですよ」と話し、「地名変更なんて行政の便利さで変えてますけども…やっぱり守っとかなきゃだめですよね」と、地名の大事さを力強く語った。


■賛同する声が殺到

「地名を変えてはいけない」というタモリの名言に、多くの視聴者は「地名を安易に変えちゃいけない タモさんその通りです!」「タモリさんの言うとおり、元からの地名は変えちゃダメですよね。土地の記憶が失われてしまう」と賛同。

また、かつてあった水落という地名にまつわる歴史には、「タモリさんが言ったように土地の記憶として脈々と残っていたのだろうな」「水時計があったことがわすれさられても、地名として伝えられていたんだなぁ」と、しみじみする視聴者が相次いだ。

他の町との合併などで地名が安易に変えられてしまう時代。今回、文献以外でそこで何が起きたのかを伝えるのも地名の大事な役割なのだと、改めて気づかされた人も多かったに違いない。

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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子