ドンキが土産物を大幅値下げ　その背景に「そういうことか…」と驚きの声

『ドン・キホーテ』の魅力といえば圧倒的な商品の量と、その安さ。ついつい予定していた以上に、買いすぎてしまった経験がある人も多いことだろう。

そんなドンキではいま、「土産物」を大幅に値下げして販売しているという。

■都内の店舗では…

ある日、記者（私）が都内のドンキに入ると、何やら土産物のコーナーに大量のポップが貼ってあるのを発見。展示されているポップには、「昨今の社会情勢による客数減により賞味期限がせまっております」「赤字覚悟の値下げ販売をさせていただきます」と事情が書かれていた。

土産物のコーナーには東京だけでなく、北海道や大阪といった全国各地の商品が置かれており、どれも最低でも3割引きでの販売となっている模様。

関連記事：高嶋ちさ子がドンキで死ぬほど買うモノに驚きの声　「意外」「気が利く」

■事情を聞いてみると…

店員に事情を聞いてみると、やはり新型コロナウイルスで旅行客が激減した影響だという。とくに大量に買っていく外国人旅行客の減り具合が大きいのが痛手で、「賞味期限を考慮」しての値下げに踏み切ったそうだ。

記者は売り場を少し眺めていたが、やはり土産物に注目する客の数はそう多くはなかった。

関連記事：品切れのマスク売り場　ドンキの置いたメッセージが「感動的」だった

■全国の店舗でも…

他の店舗でも同様のセールを行なっているようで、ネット上を見ると「ドンキで土産物が叩き売りされてる…」「そうか…。観光客が全然いないのか」といった驚きの声が多数上がっている。土産物は通常、「他県の知人に送る」や「他県からやってきた人からもらう」といったパターンが主なため、自身の住んでいる地域のお土産を口にするケースはなかなか少ないのではないだろうか。

記者も試しにこれまで食べる機会がなかった東京土産を試しに数点買ってみたが、なかなか味わい深かった。遠出ができない時期だからこそ、少しでもロスを防ぐつもりで、地元の名産品や特産物に目を向けてみてはどうだろうか。

・合わせて読みたい→『サイゼリヤ』がレタスの一玉販売を実施　「その背景」に感動の声相次ぐ

（文／しらべぇ編集部・秋山 はじめ）