DV父親が出所し9歳娘を殴殺 新型コロナ感染防止の「受刑者釈放」措置で…

新型コロナウイルス感染拡大防止の措置で、やむを得ず釈放となる受刑者たち。しかしDV犯罪者を家に戻すのは危険だ。

社会

2020/04/26 09:00

受刑者
(LightFieldStudios/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

「塀の中」でも新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染が拡大していることを受け、世界各地の刑務所が受刑者の釈放、あるいは一時釈放を迫られている。しかし家庭内で凶悪な暴力事件を起こした者が戻ってくることは、家族にとっては恐怖でしかない。



 

■新型コロナの感染拡大を受け…

いわゆる「三密」の状況が避けられない、刑務所の特殊かつ閉塞的な環境。新型コロナウイルスの感染者が出れば一気に拡大し、刑務官をはじめとする職員たちの健康も守れなくなる。

そこで世界各地の立法機関が今、感染拡大防止のやむを得ない措置として、テロ事件に関わった者以外の受刑者や勾留中の被疑者の釈放、あるいは一時的な釈放を決定。「予期せぬ出所の機会に受刑者ら歓喜」などと報じられている。


関連記事:南米・新型コロナ蔓延で段ボール製の棺も 遺棄された死体も放置

 

■妻を刺した夫が釈放に

今月14日に同様の措置が決定したトルコでも、国内の刑務所や拘置所に収監されている9万人近くを対象に、15日から釈放および一時釈放が始まっていた。

激しい暴力癖があり、妻を刃物で刺して昨年ガズィアンテプ県の刑務所に投獄されていたムスルム・アスランという33歳の受刑者も、この「コロナ禍」で釈放された一人だった。

次ページ
■抵抗した長女を激しく殴打

この記事の画像(1枚)