「手作りマスク」をつけていたら… 思いがけぬマウント取りに唖然
新型コロナウイルスの影響による、マスクの欠品が続く昨今。「手作りマスク」に活路を見出した人も多いことだろう。
新型コロナウイルスによる影響で、もはや店頭でマスクを入手できるケースは奇跡的といっていいだろう。マスクの手作りを試みる人もいるが、中には「手作り」に偏見を抱いている人もいるようだ。
■衝撃のひと言…
『Yahoo! 知恵袋』にも、「手作りマスク」に関するトピックは多い。マスクの作りかたそのものを訊ねる投稿主も多いが、中には手作りマスクが原因で生じた後味の悪いエピソードも見られた。
例えばある投稿主は、マスクがどこにも売っていないから仕方なく「手作りマスク」を使用していたところ、「貧乏人」というあまりに辛辣な言葉を受けたという。
関連記事:野性爆弾くっきー、“手作りマスク”にツッコミ相次ぐ 「役に立たなそう」
■「失礼極まりない」と怒りの声
「手作り」というワードを聞くと確かに、「コストカット」や「節約」といった言葉を連想するケースもあるだろう。しかし現在は、マスクそのものが手に入りにくい時期。節約のためにマスクを手作りしている人など、そう多くはないはずだ。
同トピックには、「そんな失礼極まりない人がいるんですね」「どんなことにもマウントをとりたがる人なんでしょう」など呆れ果てたコメントが多数寄せられている。中には「手先が器用で羨ましいです!」といった称賛の声も見られ、手作りマスクに好意的な意見が多かった。
関連記事:使い捨てマスクを“汚さず”再利用できるアイテムが便利 「グッドアイデア」
■「仕事」と「マスク」
記者(私)はまだマスクの手作りにトライした経験はないが、接客業に従事する人は手作りマスクを使用しているケースが多いようだ。以前、訪れたカフェで店員が手作りのマスクをしているのを見かけ、軽く声をかけたところ「店側からマスクの着用を義務づけられている」「かといって店からマスクが支給されるわけではない」といった事情を説明してくれた。
手作りマスクを使用する背景には人それぞれの理由があるため、安易な言動で侮辱するのはくれぐれも慎むべきだろう。
・合わせて読みたい→薬局のマスク売り場に「置いてあったモノ」 スタッフの気遣いに感動
(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)