インハイ中止受け現役バスケ選手が学生にメッセージ　「泣ける」と話題に

東海大学バスケットボール部に所属する河村勇輝選手が27日、自身のツイッターを更新。全国高校総合体育大会（インターハイ）の中止発表を受け、学生に向けて励ましのメッセージを綴った。

 

■史上初の中止

スポーツの主要30競技の高校日本一を決めるインターハイ。各都道府県大会を勝ち抜いた強者たちが、青春を賭けて戦う一大イベントだ。

しかし今年は不運にも、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催は中止。この2日前には、全国中学校体育大会の中止も決定していたため、今回の発表を持って、中高生たちのスポーツに賭けた夢が一時中断することに。

とくに、現3年生の場合これが最後の大会となるため、「かわいそう」「考えるだけでつらい」と、選手に同情する声が相次いでいた。

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■「現実は現実として」

そうしたなか、河村選手は「辛い思いをしておられる中学生、高校生の皆様へ」と題し、メッセージを綴った。「大切な場が奪われることは本当に苦しいことだと思います」とし、「その辛さを思うと、励ます言葉が見つからないというのが正直な感想です」と心情を吐露。

「時間はかかるかもしれませんが、現実は現実として受け止め『この苦しさがあったからこそ成長できた』と将来思えるように前を向いて頑張って欲しいと思います」と励ましの言葉を綴った。

こんにちは。
今日も健康第一で過ごしていきましょう。
全中やインターハイが中止になったと
聞き、大変驚いています。
自分の想いをメッセージとして
まとめましたのでご覧下さい。 pic.twitter.com/xa3GAqUG1N

— 河村 勇輝 / Yuki Kawamura (@KawamuraYuki) April 27, 2020