福岡のお粥カフェの緊急SOSツイートが反響 「フォロワー1人のアカウントが突如…」

福岡のお粥カフェの緊急SOSツイートが大反響。フォロワー1名からの大逆転。

2020/05/03 16:40

お粥屋
(画像提供:みたんはオカンさん)

新型コロナによる緊急事態宣言で、SOSを発する店が増えてきた。そんな中、店主の娘さんのアカウントからのツイートが大きな反響を呼んでいる。しらべぇ取材班は、その店主から詳しく話を聞いた。



 

■フォロワーひとりからの大反響

福岡市中央区にある、お粥カフェ「Teddy&Daddy」。桜の名所に位置しているため、3月下旬から4月上旬までが、1年で一番の書き入れどき。

しかし、今年は新型コロナの影響で、昨年の半分ほどに売上が減ってしまったという。その後も、1日10食程度に注文が減ってしまたため、店主の娘さんが立ち上がった。

「母の店をお助けください」とツイートを始めた当時は、フォロワーが1名だったそうだが、3日11時現在、7.7万件のいいねが押されている。店主は、「娘ともども、大変驚いている」と語る。


関連記事:福岡のラーメン店”ちらかってないちらし寿司”が話題 「この時期だからこそ好きなことを」

 

■店主の父の味を引き継ぐ

開店して6年目のこの店は、店主の父が経営していた中華料理店の味を引き継いでいる。そして、この店を開店することは、1周忌を迎えた父の夢だったと話す。現在は、店主と妹でこの店の切り盛りをしている。

お粥メニューは、すべて豚骨スープが使用されているが、前日から仕込みをして6時間以上たきこんでいるという。


関連記事:本格ネパール料理店のテイクアウト投稿が話題 「うちはナンがないです」と店主

 

■ツイートの反響で注文が殺到

ツイートしてからは、電話が殺到し、来店客も増えて、注文がいつもの4~5倍に増えたそう。しかし、「これほどまでに反響があるとは思わず、事前に十分な準備をしていなかった」と店主は苦笑い。豚骨スープが切れてしまうと、注文を受けることができない。

「これが一時で終わらずに続いてくれれば」と話す。最後に、「父の想いを絶やすわけにはいかない」と力強く語った。

・合わせて読みたい→高校で出張販売していたパン屋が休校で危機に 「なんとか助けてほしい」と店主

(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

ツイッターマスクお粥UberSOS福岡市新型コロナウイルス新型コロナ豚骨スープTeddy&Daddy
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング