愛知県、新型コロナ感染者の個人情報を公式ウェブサイトに誤掲載

愛知県は県内の新型コロナウイルス感染者495名分の非公開情報を誤って県の公式ウェブサイトに掲載した。

2020/05/05 18:00

愛知県庁

5日、愛知県は県内の新型コロナウイルス感染者495名分の非公開情報を、誤って県の公式ウェブサイトに掲載した。



 

■県民からの問合せで判明

非公開情報が掲載されたのは、5日の午前9時30分頃から午前10時15分まで。個人名などを伏せた「県内発生事例一覧表」を同日午前9時15分に掲載されるよう設定したところ、患者個人情報が掲載されているファイルを誤って登録してしまったという。

そして、県民から「県内発生事例一覧表」に個人情報が掲載されている旨の問合せがあったことで、誤掲載が判明。午前10時15分頃、誤って掲載された情報を削除したとのことだ。


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■患者の氏名などが誤って掲載

誤って掲載された情報は、患者の氏名、入院先医療機関、入院日、転院先医療機関、転院日、退院日、発生届提出保健所、クラスターの名称及び分類。

それに対し、本来公開されるはずだった情報は、発表日、年代・性別、国籍、住居地、接触状況、備考(県、名古屋市又は中核市別の発生事例番号)だという。

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■誤掲載の原因は4点
愛知県エクセル患者医療機関新型コロナウイルスクラスターファイル
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