競技かるた漫画『ちはやふる』作者がコロナ対策を描き下ろし 「自分にできる感染防止を」
『ちはやふる』作者の漫画家・末次由紀さんがツイッターの連作漫画を投稿。新型肺炎サイコムフォーラムとのプロジェクトだ。
■レアな料理シーンも
末次さんから画像をご提供いただいたので、1枚ずつじっくり見ていこう。現在単行本最新刊では、毎年1月に行われる名人戦・クイーン戦の真っ只中だが、こちらはクイーン位をかけてたたかう挑戦者・千早と現クイーン・若宮詩暢の真剣な表情。
千早を象徴する「ちはやふる(在原業平)」の札と詩暢の「しのぶれど(平兼盛)」があしらわれている。
外出自粛で献立のレパートリーに悩む人も少なくないかもしれないが、こちらは千早家族がパンを手作りするひとコマ。漫画を読んだ人なら、バレンタインのお菓子作りも苦手な千早が料理を手伝う姿が微笑ましく映るはず。
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■かるたアプリを楽しむクイーン
リアルでの対戦は全くできない状況の競技かるただが、「競技かるたオンライン」という無料アプリがあり、使っている競技者も少なくない。こちらは、クイーン・若宮詩暢がアプリで全国のプレイヤーと戦う様子。リアルでは無双のクイーンがアプリだと6位になっているのも見どころだ。
千早の同級生でともにかるた部を立ち上げた真島太一は、「買い物は3日に1回」とアピール。ちなみに太一と千早のツーショットについてはソーシャルディスタンスを意識した制作秘話も投稿されている。
【うらばなし】ラフの段階ではこのくらい近くにいた2人ですが、相談の結果ソーシャルディスタンスを取ることに。絵だけど、みんなと同じ繊細な世界にいるよ。感染スピードがもっと鈍化しますように。 pic.twitter.com/h4rtWQJ5EZ
— すぐやる末次由紀ちはやふる48巻新春発売! (@yuyu2000_0908) May 6, 2020
末次さんは、今後も専門用語のわかりやすい解説や行動抑制への理解・共感などを目指して、作品を制作していくという。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)