『スッキリ』加藤浩次、過激化する“自粛警察”に苦言 「考えられない」

全国で広がる「自粛警察」の過激行為。『スッキリ』で加藤浩次がこういった行為について「考えられない」と苦言を呈した。

2020/05/07 13:30


加藤浩次

自粛や休業要請を守らない人に対して、非難をしたり貼り紙などで自粛を求めたりする「自粛警察」と呼ばれる人たち。7日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、MCの加藤浩次が自粛警察の行動に苦言を呈した。



■過激化する行動に「間違った善意」

番組では、自粛警察によって被害に遭った店主たちを取材。分厚いガラスが硬いモノで何度も叩かれたというダイニングバーや、「自粛してください」と張り紙が貼られたライブハウスなどの様子が放送された。

こういった自粛警察の行動について、加藤は「本人にとっては善意なのかもしれない。でも、これって間違った善意である。間違った善意っていうのは悪意ですから。ここを間違っちゃいけない。もう悪意です。やってることは」と断言する。


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■自粛警察に訴え

また、店のガラスに物をぶつける行為についても「考えられない」と怒りをあらわにした加藤。

無観客でライブ配信に切り替えるなどルールを守って営業している店主たちの努力に言及し、そのような人たちに嫌がらせをする自粛警察の行為に「事実を間違って解釈しているってことを忘れないでもらいたい」と訴えた。このコメントに、SNSでは「そのとおり」「よく言った」と共感する声があがっている。


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■過激行為に手を染めないように…

自粛警察だけでなく、他県ナンバー車への嫌がらせ行為をする「他県ナンバー狩り」など、行き過ぎた行動を問題視する声も数多くあがっている。

日本赤十字社がYouTubeに投稿した「ウイルスの次にやってくるもの」で警鐘を鳴らしているように、「恐怖」に飲まれて間違った正義を振りかざす行動に走らないことを心がけたい。

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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一

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