「ランナー大量発生」と指摘された都内人気スポット 週末の実態は…
緊急事態宣言のなか、ランナーが大量発生していると言われる世田谷公園、多摩川河川敷を取材した結果…。
■普段運動しない人が走っていた可能性も?
上記男性に話を聞いていると、別の男性が近づいてきたので彼にも話を聞いたところ、こんなふうに語ってくれた。
「これは僕の偏見混じりの意見なんですが、最近はシューズとか服装的に『普段走ってないんだろうな』と思う人が多かった。きっと運動不足解消のために、普段は走らない人が走ってたんだと思います。でも、今日は結構暑いんで出て来てこなかったんじゃないかな?
あと、営業再開した店とかに行ってる人もいると思います。引き締めすぎても、結局歪みとなってどこかに出る……みたいなのもあるんじゃないすかね」
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■ソーシャルディスタンス確保には危うさも
あくまで10日夕方の話だが、そこまで混雑しておらず、マナーを守って走っている人がほとんどだった多摩川河川敷、世田谷公園。しかし、その一方で時に、マスクを着用していないランナー同士がすれ違う瞬間も見られた。
結局、周囲に配慮する人は配慮するが、しない人はしない。ランナーのほうがソーシャルディスタンスを意識する場合もあれば、普通に公園に遊びに来た人が密になっている場合もあるということだろう。
緊急事態宣言が解除される日が来ても、すぐに元通りの生活になるとは考えにくい。改めて、ひとりひとりができる配慮をすべきではないだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)