コロナはにくんでも豚まんはにくまん? 店主は「医療関係者を励ましたかった」

数々の被害から立ち上がった、中華料理店店主の地域を愛する想いとは…

2020/05/13 08:20


 

■全国から注文が入るほどの人気

豚まんの中身は、肉がびっしりと詰まっており、肉汁も存分に楽しめる。中身のほとんどが豚バラと肩ロース肉で、それに玉ねぎが混ぜ合わされているが、あんの重さは、約120グラムあるそう。

全国から注文が入るほどの人気で、多いときには、1日に150個、イベント時には、500個ほど売れるという。

豚まん中身
(写真提供:華正樓)

また、吉野氏は、農家が風評被害に苦しんでいるころから、農家を助けようと、地元野菜を使ったメニュー開発に取り組んでいる。その数は、10を超えた。店の一番のオススメメニューは、回鍋肉(ホイコーロー)と麻婆豆腐だ。


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■家族、そして地域の仲間と協力して

昨年の台風被害にあった4日後には、長男はるま君誕生という、うれしいニュースが飛び込んできた。

華正樓店舗
(写真提供:華正樓)

最後に吉野氏は、「今は苦しい時期だが、過去の困難を乗り切ってきたように、家族、そして地域の仲間と協力しあって、ここいわきを盛り上げていきたい」と地域を愛する気持ちについて語った。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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