サントリー、じつはアメリカでコロナウイルスと戦う人たちを支援していた

世界中で猛威をふるう新型コロナウイルス、アメリカではおよそ8万人にのぼる死者が出ている。そんな中、世界的にビジネスを展開するサントリーのグループ会社が、アメリカでコロナウイルスと戦う人たちを支援しているようだ。

 

■サントリーがアルコール消毒液を製造

その企業とは、烏龍茶や海外でも人気のウイスキーを作るサントリーグループの一員『ビームサントリー』社。日本でもおなじみのバーボンウイスキー・ジムビームを製造するメーカーである。

現在は米ケンタッキー州の生産拠点においてアルコール消毒液を製造し、ケンタッキー州の救急隊員、医療関係者などへ提供。新型コロナウイルスの被害拡大を防止するため、多大な貢献をアメリカでしているというワケだ。

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■日本でもさまざまな方面を支援

また、サントリーはアメリカだけでなく、もちろん日本でもサントリースピリッツ（株）大阪工場で蒸溜したアルコールの一部を、医療機関等向けに、4月下旬より提供している。

ほかにも外出自粛などで今は行けない自分のお気に入りの飲食店に食事代を先払いし、新型コロナウイルスの影響が落ち着いた時期に食べに行こうという活動を支援する『さきめし』というサービスにもグループで総額一億円を拠出。

医療機関以外にもコロナ禍で大きな被害を受けている飲食業を助けるべく動くサントリー、過去にも2016年に熊本地震で被災地に4億円と21万本の水を提供するなど、災害時に迅速な社会貢献をするその姿勢は、多くの人たちが絶賛している。

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（文／しらべぇ編集部・熊田熊男）