建築現場で鉄棒が頭蓋骨を貫通した男性 10時間の大手術で奇跡的に回復

脳神経外科医はそのCT画像を見て「まさに奇跡だ。この患者は助かる。絶対に助けよう」と心が奮い立ったという。

社会

2020/05/16 18:00

脳外科手術
(gorodenkoff/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

建築現場はとにもかくにも「安全第一」。何かを落として誰かに当たれば、そして自身が転落すれば、いずれも流血の大惨事になりかねない。そんな懸念が現実となり、イスラエルから驚きの事故の話題が伝えられた。



 

■足を踏み外して転落

イスラエルのエルサレム市で1ヶ月ほど前、カメル・アブデル・ラーマンさんという46歳の男性が家族を連れ、間もなく暮らすことになる新築アパートの建築現場を訪れていた。

そんな中、2階に上がったラーマンさんは足を踏み外して転落。落ちた先には、鉄筋を組む鋼鉄棒がむき出しで飛び出ていた。


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■頭蓋骨を貫通した鋼鉄棒

ラーマンさんは頭蓋骨に鋼鉄棒が貫通した状態のまま、ヘブライ大学医学部附属ハダサメディカルセンターの脳神経外科医であるサミュエル・モスコビッチ博士の元へ運ばれた。

公開された写真によれば、鋼鉄棒はラーマンさんの左頬から刺さり、右のこめかみから外へと突き抜けている。鼻腔、眼窩の領域には重要な神経や血管が多数存在するため、絶望的な状況だと思われた。

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■動脈は無傷という奇跡

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