張本勲氏、コロナとの戦いを告白 NPB開幕も「感染の危機多い」と慎重姿勢
コロナ禍では一貫して慎重姿勢の張本氏。今回も…
17日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が新型コロナウイルスと、6月の開幕を目指すプロ野球に独自の見解を示した。
■「コロナは怖い」と発言
番組冒頭、関口宏から「変わりありませんか?」と聞かれた張本氏は「コロナの恐怖と戦っています」と弱気とも思える発言。関口は「怖いですか? ハリさんが?」と驚く。
張本氏は笑いながらも「怖いですよ。いやいや、怖いよ」とコメント。世界で多くの人々が亡くなっているだけに、当然と思える反応だが、関口は「ああそうですか、ああそうですか、わかりました」と不思議そうだった。
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■プロ野球開幕に警鐘
そして番組は日本プロ野球機構が、6月半ばから下旬の開幕を目指していることを取り上げる。これについて張本氏は「いやあ、日本プロ野球は難しいと思いますね」と話す。
続けて、「韓国と台湾は開幕しましたけども、国の事情が違うんですよね。韓国台湾はね、ちょっと無理すればバスで移動出来るわけ。日本の場合は北海道から九州。飛行機がありますからね、そうすると、何十、何百人の人と接触するわけでしょ」と説明。
さらに「3密を防ぐことができない」「不特定多数と接触するのは危険」と理由を挙げ、「感染の危機が多いと思いますから。6月16日頃に開幕したいと考えているようですけどもね、病気との戦いですから、まだ未定でしょう」と独自の見解を示した。