ラファエル、YouTuberの賞味期限を分析 「寿命は5年」「専業化は危険」
『しくじり先生』でYouTuber・ラファエルがYouTuberの賞味期限について語り…
白い仮面とグレーのパーカーがトレードマーク、平均月収4000万円を誇る人気YouTuber・ラファエルが18日深夜『しくじり先生 ~俺みたいになるな!!~』(テレビ朝日系)に出演。隆盛を極めるYouTube業界・YouTuberへの本音を漏らした。
◼YouTuberの事務所
ラファエルは16年に事務所と契約。YouTuberが事務所に入る利点は「ブランディングをかけてもらえる」からで、チャンネルの視聴者ターゲットを絞ったり動画内容の方向性を定めてもらうなど、動画の質を高めることが出来る。
また、自身は「大人なので必要ない」と前置きした上で、YouTuberの多くが「高校生とか大学生がノリでやってるので、稼いでも翌年税金を払えない人がいっぱいいる」と指摘。そのため、マネージャーがついたり、税務関係の対応をしてもらえるのも利点だと語る。
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◼専業の危険性
事務所に所属すれば大手企業からの広告など「企業案件が入る」のが最も大きな利点だとラファエルは明かす。自身は1本の報酬は「最低で500万円」、最盛期の17年には62の企業と係わり月に22本の企業案件をこなし、月に最低で「1億1,000万円」の報酬を手にしていたと推測された。
一部上場企業の営業をしていたラファエルだが、このころに退社、YouTuber専業に転身している。しかし多くの若手YouTuberには「サラリーマンの生涯賃金を稼ぐ目処が立つまでは辞めるな」と警鐘を鳴らす。
今の自分が当時の自分に伝えるなら「絶対に辞めさせない」と主張。「タレントやYouTuberの寿命は5年。5年でサラリーマンの35年分を稼げるかは疑問。冷静に考えて辞めちゃダメ」と熱弁した。