浅草九劇、新型コロナ影響を受け「オンライン劇場」にリニューアル
浅草九劇が「オンライン型演劇場」としてリニューアルすることが決まった。
新垣結衣や長谷川京子らが所属する芸能事務所「レプロエンタテインメント」が、芸能の聖地・浅草に開業し 4年目を迎える劇場・浅草九劇を「オンライン型演劇場」としてリニューアルすることを発表した。
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■公演が中止となり続く自粛の日々
新型コロナウイルス感染症による影響で続々と公演は中止になり、演劇・ライブエンタテインメントの自粛が求められる日々が続いている。
この状況下で作品を発表するにあたって、オンラインでの配信は欠かせないが、劇場を使い、演者やスタッフそれぞれが公演の配信まで準備することは簡単なことではない。
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■浅草九劇が企画と製作をサポート
そこで、2017 年の開業以来、「人を育む劇場」というコンセプトを体現するべく、才能溢れるアーティストやクリエイター、ファンから利用されてきた浅草九劇では、作品のオンライン配信が快適にできるような設備とスタッフを常設。その企画と製作をサポートする。
舞台芸術に関わる全ての人たちに危機が訪れている中で、レプロとして「私たちが今するべきことは、開業以来続く『人を育む劇場』としてこれからも、アーティストやクリエイター、そしてファンの皆様に貢献していきたい」という思いから、今回のリニューアルを決めたという。