大阪人の怒りを鎮める魔法の言葉とは? 『ケンミンSHOW』で話題に
『秘密のケンミンSHOW』では、大阪府民が聞くと絶対に笑ってしまう”魔法の言葉”が話題に。
21日の『秘密のケンミンSHOW 極』(日本テレビ系)では、過去の放送内容を編み直し「大阪編」として、傑作回を一挙放送。なかでも、府民が絶対に笑ってしまうという”あるフレーズ”が、視聴者の間で話題になっている。
■府民が反応してしまうCM
番組では、府民の多くが御用達だという『551蓬莱』の豚まんについて取材を敢行。551蓬莱とは、豚まんのお持ち帰りが有名な店で、府民が5個、10個、と大量に買っていく大阪名物のひとつだ。
それに輪をかけて有名なのが、店のCM。大阪府民なら誰でも知っているその内容とは、「551がある時〜」「551がない時〜」という交互に流れる二つのアナウンスに合わせて、ある家族が団欒した様子で笑いあったり、寂しそうに沈黙したりというのを繰り返すというもの。
分かりやすい内容なだけに多くの府民の記憶に残っているようなのだが、それだけでなく、この「551のある時」というフレーズを聞くだけで、反射的にある行動を取ってしまうというのだ。
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■怒っている人に伝えると…
その行動とは、CMの内容のとおり「ワッハッハ」と声を出して笑ってしまうというもの。にわかには信じられない話だが、実際にインタビューを行ったところ、多くの府民がCMを真似て大笑い。
さらに番組では「怒っている人が聞くとどうなる?」という実験を試みる。「子供の遊び場である公園で、大人がテニスをして遊んでいた」と憤慨する男性に「551のある時」と伝えると、表情は一変。やはり「ワッハッハ」と大声を出して笑い始める。
どうやらこの魔法の言葉は、怒りをも越え、府民から条件反射を引き出してしまうことが分かった。