覆面パトカーを装い若い女性を次々と毒牙に… 有名強姦魔が刑務所で新型コロナ死
ひと気のない道路で車を走らせている時、もしも覆面パトカーに呼び止められたら…。若い女性ではなくても不安になるはずだ。
■「なぜ民間人が警光灯を」
事件当時は、パトカーが使用している青色の各種警光灯を、民間人が趣味で購入したり、車に搭載することが可能だった。しかし、犯罪の手段として悪用されたこの事件をきっかけに、アーカンソー州ではある法律が成立している。
「警察車両と誤解させる青色警光灯を販売、譲渡してはならない」「民間人の所有・使用はいずれも違法」と謳い、2017年3月9日に施行となった『シャノン法(Shannon’s Law)』だ。
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■被害者が見せた正義と気概
被害者女性にちなんだ名が付けられた『シャノン法』。性犯罪に遭った場合、被害を名乗り出るだけでも大変な勇気がいるが、シャノンさんは常に実名で捜査や取材に協力してきた。民間人が青色警光灯を入手できることの矛盾と危険性を、世の中に辛抱強く訴えるためだった。
アーカンソー州下院は、シャノンさんの尽力でその法案「HB1385」を州議会に提出し、成立させることができたと確信している。彼女の勇敢さを州民も心から称えている模様だ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)