伊豆のレストランが「めっちゃ混んでいる」と話題 その意外な滞在客とは

新型コロナによる意外なソーシャルディスタンス対策が話題に。その中身とは…

2020/05/23 09:20

緊急事態宣言が解除された地域では、徐々に普段の生活が戻りつつある。そんな中、伊豆のレストランが、「めっちゃ混んでいる」と、SNS上で話題になっている。しらべぇ取材班は、そのレストランから詳しく話を聞いた。


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■SNSで大反響の店内風景

伊豆シャボテン動物公園内にある「森のどうぶつレストラン ギボン亭」。ギボンとは、テナガザルの英語名で、レストランの向かい側にテナガザルが多くいるポイントがあるため、この名前が付けられた。

また、レストラン内の風景を投稿した「めちゃ混んでる」ツイートが、22日午後3時現在、33.5万件のいいねが押されている。

ギボン亭
(写真提供 伊豆シャボテン動物公園)

席にカピバラなどが相席していることについて、返信欄には、「なんてかわいい密の避けかたなんだ」、「癒やし爆発空間ですね」や「カピバラと同席してお食事したい」といった声が寄せられている。


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■大人気のカピバラ相席

広報担当は、「じつは2018年のレストランリニューアルオープン当時から、この状態なんです」と話す。新型コロナ時代には、ソーシャルディスタンスを保つ意味でも、この相席は役に立つと改めて感じたとのことだ。

店内が満席の状態でも、カピバラはそのままの位置にステイし、また、カピバラがいるコーナーから席が埋まっていくという。

ギボン亭
(写真提供:伊豆シャボテン動物公園)

店内での一番人気メニューは、「カピバーガー」で、大きなカピバラバンズに、ポテト、サラダが付いたかなりボリューミーな内容となっている。


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■安全と癒やしを両立できる空間に

伊豆ジャボテン公園は、新型コロナの影響で、春先からまず外国人客が徐々に減っていった。また、首都圏からの観光客が多いため、緊急事態宣言による大きな打撃も受けたという。

4月20日から5月15日まで休園し、16日に再オープンしたが、現在は、午前9時半~17時までの短縮営業を続けている。

ギボン亭
(写真提供:伊豆シャボテン動物公園)

最後に広報担当は、「安全と癒やしを両立できるように頑張っていきたい」と意気込みについて語った。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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