開店前のドラッグストアに並んだ客　どうしてもマスクが必要だった理由

■多くの店が「開店時販売」をやめた

しかし、開店前に並ぶことができる人は限られてしまうことから、現在では多くのドラッグストアが「開店時の販売」をやめるなどの対応を取っている。

しらべぇ編集部が取材したサッポロドラッグストアは、4月7日に「少しでも多くのお客さまに購入の機会を設けることを目的に」と、開店時販売をやめることを発表。「購入できるチャンスが増えるかもしれない」と、店側の対応にインターネット上では称賛の声があがった。

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■「マスクの相場」が報道されるように

現在では、一時期に比べ状況は改善されたように感じられ、新大久保などでマスクの投げ売り販売が目撃されるなど、「マスクの値崩れ」も囁かれている。

5月7日から運営されている「マスク通販最安値.com」は、サービス開始時からマスク1枚あたりの安値圏（税込み・送料込み価格ベース）を今月22日まで定点観察した結果、7日時点では33円だったものの、22日時点では17円にまで下落したことを発表。

こうしたマスクの価格変動については、「株価の値動き」かのように複数のメディアが報道しており、改めて新型コロナウイルスによって社会が一変してしまった様相を呈している。

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（取材・文／しらべぇ編集部・衣笠 あい）