「頑張ろう」「みんなえらい」 全面解除後の週末、街やお店の様子は…

緊急事態宣言が解除され、初めての週末を迎えた首都圏。自粛明けの反動も心配されたが、慎重に行動する人が多い様子

2020/05/30 16:00

東京都などの1都3県と北海道の緊急事態宣言も25日に解除され、30日は全面解除となってから初めての週末を迎えた。自粛明けの反動による第2波への懸念もある中、街は少しずつ活気を取り戻しつつも、人々の慎重な行動が目立っている。


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■宣言解除後も市民は慎重

5月30日午前・横須賀中央の様子

平常時であれば、家族連れや若者をはじめ、多くの人で賑わう神奈川県・京浜急行線横須賀中央駅周辺。

大型商業施設などが営業を再開したこともあり、緊急事態宣言期間中と比較すると、徐々に活気が戻りつつあるものの、30日午前11時頃の様子は、コロナ禍以前と比較すると、出歩く人は明らかに少ない。

ベース(横須賀海軍施設)の物件も取り扱う不動産店なども、同日はまだ閑散とした様子が目立った一方で、「格安カット」の美容室や理髪店では、ソーシャルディスタンス確保のため、店の外で順番を待つ客の姿も見られた。


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■ショッピングモールも徹底対策

手指を消毒する子供

緊急事態宣言解除後には大型商業施設も続々と営業を再開。午前10時の開店前には、客が数メートルほど列を作る光景も見られたが、施設側が予めソーシャルディスタンス確保のためのテープを貼るなど、徹底した対策を講じていたため、特段“密”になるという状況は見られず。

また、施設に入館する客のほとんどがマスクを着用し、休日とあって子供連れの客も目立ったが、親も子も揃って入り口に設けられた消毒液で手指の消毒をする姿が見られた。

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■街中には「頑張ろう」の文字も
ドブ板通り神奈川県横須賀市新型コロナウイルス緊急事態宣言自粛明け
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