上目遣いは本能に訴えかける? チコちゃんの解説に驚きの声相次ぐ
『チコちゃんに叱られる』で上目遣いについて紹介。本能に訴えかけるという解説に驚きの声。
29日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「なんでお願いするとき上目遣いするの」が話題となっている。
上目遣いでお願いされたら思わず叶えてしまう。そんな人も多いのではないだろうか。意外な理由をチコちゃんが紹介してくれた。
■「赤ちゃんの顔に見えるから」
チコちゃんのテーマに対する回答は「赤ちゃんの顔に見えるから」という。赤ちゃんの顔に見えるとはどういう意味だろうか。
まず、人が上目遣いをすると「目が大きくなる」「顎が細くなる」「顔のパーツが真ん中に集まる」「身体が小さくなる」といった視覚的効果があると紹介。
それらの視覚的効果は、赤ちゃんの顔と似る。赤ちゃんの顔は「ベビーシェマ」と呼ばれ、「丸顔」「広いおでこ」「目が大きい」「顔のパーツが真ん中に寄っている」といった特徴があげられる。
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■哺乳類の本能
哺乳類全般に本能的に備わっている感情のひとつである保護感情。人々はベビーシェマの特徴により、可愛さを感じたり助けたくなる感情を生み出すのだという。
つまり人は「上目遣いをして自分の印象を赤ちゃんに近づけることで相手の保護感情を揺さぶり本能的に自分に有利な状況を作り出している」と説明し、テーマを締めた。