テリー伊藤、『テラハ』誹謗中傷は「演出に責任」 カズレーザーも「作り手が配慮を」

『テラスハウス』誹謗中傷問題について、『サンデージャポン』出演者が議論

2020/05/31 14:15


 

■テリーも「演出側にもかなりの責任」

杉村太蔵は「太田(光)さん、テレビに出る立場からすると、ある程度の誹謗中傷というのは覚悟して出なければいけないところもありませんかね。出演料のなかにはそういったものも含まれているのが、僕の理解なんですよ」と話す。

これには太田も同意するが、「誹謗中傷料が含まれているのなら、俺はもっともらいたい」とポツリ。

この意見を聞いたテリーは、「太蔵さんが何かに対してコメントするのとは、また意味が違うと思うんですよ。演出上のなかですから、今回誹謗中傷されるってのは、演出側にもかなりの責任があると思う」と持論を展開。杉村も「演出の責任」と同調した。


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■視聴者から共感の声

カズレーザーとテリーが、『テラスハウス』に寄せられている誹謗中傷について演出側の責任としたことに、視聴者からは「好きな人ほど、今回の件は裏切られた気持ちになる。黙っていられないのも当然」「視聴者の責任にするのはかなり違和感がある」「『テラスハウス』に寄せられた批判を全て『誹謗中傷』と受け取り切り捨てるのは間違っている」と共感の声が相次ぐ。

一方で「誹謗中傷はどんなことでもよくない」「視聴者が嘘か本当かを見抜く力も必要なのでは」という指摘も出た。


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■楽しめる演出なら…

バラエティではリアリティと演出の境界線を不明確にすることで、興味を引く番組がある。仮に製作者の指示があり、リアルと認識している視聴者からその行動が原因で誹謗中傷を受ける事態になってしまったのなら、「責任がない」とは言えないとの見方が広がっている。

しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女2,168名を対象に実施した調査では全体の56.6%が「バラエティ番組には多少の演出はあっていいと思う」と回答。2年前の調査と比較しても8ポイント近く増加している。

バラエティ番組演出

番組の内容や、木村花さんが誹謗中傷を受ける「きっかけ」が演出なのかリアリティだったのかなどが明確になっていない『テラスハウス』。肝心な部分を不明瞭としていることが、製作者や出演者の批判や誹謗中傷に繋がっている感がある。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日/2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国10代~60代の男女2,168名/全国20代~60代の男女1,664名 (有効回答数)

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