ディズニーとUSJ、宣言解除後の動きが対極的と話題 取材を試みると…
緊急事態宣言解除を受け、ディズニーランドとUSJが今後の再開の動きを発表。その違いが話題に。
全国の緊急事態宣言が解除され、徐々に日常が戻りつつある日本。そうした中、休園状態が続いている東京ディズニーランド(シー)と、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)の再開に向けた動きの違いが、話題になっている。
■年パス限定で解放
宣言の解除を受け、まず大きく動き出したのがUSJだ。同社は、HPにて「保健行政機関と医療専門家からの指導のもと、(中略)段階的なキャパシティ・コントロールを行いながらパーク運営を行ってまいります」と発表。
具体的には、第1段階としてまず今月8日からの1週間、「大阪府内に住む年間パスポートを持つ人」のみを対象に営業をスタート。
さらに、第2段階として15日からは「(パスの有無に関わらず)大阪府内の在住者」、続いて第3段階として19日からは「(パスの有無に関わらず)同府を含む関西2府4県に住む人」の入場に限定して、営業を再開するとしている。
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■休園継続のディズニー
一方で、休園を継続するとしているのが東京ディズニーランド(シー)を運営する株式会社オリエンタルランドだ。公式HP上では「再開日が決定したら、改めてお知らせします」とされている。
しらべぇ取材班が、同社の広報部に詳しく話を聞いてみたところ、「再開につきましては、政府・自治体からの休業要請等の段階的な緩和や、パークの準備など、状況が整った段階で判断します」と回答。
そのうえで「ゲストのみなさんが安心して来園できるよう、準備を進めています」と話した。
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■「色が出てる」と話題に
この対応の違いは、ネット上でも話題になっている。ツイッターなどでは、「東西の色がめっちゃ出てる」「慎重派のディズニーに対し、攻めていくUSJ」といった両社を比較するコメントが。
その一方で、やはり多いのは「ディズニーもUSJも、遊びにいけるのが待ち遠しい」「キャストに会えるのが楽しみ」といった両パークの再開を望む声だった。
日常が戻りつつあるものの、再び新規感染者が増加傾向になる地域があったりと、まだまだ対策が必要な新型コロナウイルス。安心してパークで遊べる日が来るのを、心より待ち望みたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・東水 壮太)