賛否呼んだ『ユニクロ』のルール変更 転売ヤーにとって「痛恨の一撃」に

オンラインショッピングにおける、一部ルールの変更を行なった『ユニクロ』。その結果、転売ヤーにとっては…。

2020/06/02 06:45


 

■「転売問題」の解決策となるか

しかし考え方を少し変えれば、今回のルール変更はいわゆる「転売ヤー」にとって大きな痛手となり得るのだ。

メルカリ
(画像は『メルカリ』のスクリーンショット)

5月25日には「ビリー・アイリッシュ x 村上隆」のUTがオンラインストアから先行販売が開始されたが、すぐさま争奪戦が勃発。人気のあるデザインやサイズは瞬く間に売り切れとなったが、なぜかフリマサイトでは「定価以上」の値段を設定されたUTが多数出品されている。

欲しいアイテムであればついつい転売ヤーからでも買いたくなってしまうが、もしこの出品に買い手が現れなかった場合、出品者は「自腹」で配送料を払って返品する必要が生じるのだ。これまでは「返品無料」というルールが転売側にとってもセーフティとして機能したが、今後は転売をするにもリスクが発生すると考えていいだろう。


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■買わない「勇気」が大切

ユーザーにとっての負担が大きくなったと感じられる今回のルール変更だが、転売ヤーにとって「痛恨の一撃」になると確信したユーザーは一定数いるよう。ネット上では「ユニクロの転売品、買わなければ転売ヤーが勝手に自滅します」といった呼びかけも散見された。

なお「ビリー・アイリッシュ x 村上隆」のUTは6月5日より店頭でも販売開始となるため、オンラインで買い逃したユーザーにもまだまだチャンスは残されている。

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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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