「お腹の赤ちゃん分」10万円支給される自治体が話題 習志野市・大府市に取材した
新型コロナの特別定額給付金が、お腹にいる赤ちゃんにも支給される!その街の想いとは…
■同じ学年の子供たちを同じ扱いに
担当の健康増進課によると、「4月27日に生まれても、翌年の3月に生まれたとしても、学校に入学する際は、同学年になる。そのため、同じような扱いにしてあげたかった。また、コロナ禍で出産する母親に対しても、手厚い支援をしたかった」と話す。
すでに議会の承認は得ており、これから該当の家庭に対して、順次書類を発送していくという。第1回目の支給は、7月を予定しており、例年の出産数のデーターから、対象は約900人を想定しているとのことだ。
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■関東有数の文教都市でも
千葉県習志野市でも、同じ取り組みを始める。習志野市は、千葉県北西部の葛南地域に位置する人口約17万人の都市。津田沼駅周辺は、津田沼戦争と称されるほど商業施設や学習塾の競争激化が相次ぐ、関東有数の繁華街・文教都市となっている。
支給されるのは、両親または父母のいずれかが習志野市の特別給付金の対象者であり、習志野市に住民登録をしている新生児。対象者は、約1.100人から1,300人を想定している。
宮本市長は、「4月28日以降に生まれた子供と、それ以前に生まれた子供は同じ学年なのに、差があるのはどうかと考えた」と説明。これから議会の承認を得て、正式な手続きを開始し、支給については、10月以降を予定している。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)