■女性に目立つ拒否感
男女年代別では、大きな差も見られた。
全体的に男性より女性のほうが、「軽蔑する」と回答した割合が高い。もっとも高かったのは、40代女性の71.3%で、続いて30代女性の69.7%と、全体の約7割が「軽蔑する」と回答。
30~40代は子育て世代が多く、「自分が感染すると、子供にも移してしまうのでは」という危機意識が高い可能性がある。男性全体では、48.7%が「軽蔑する」と回答。女性の67.4%と比べても割合が低いことが分かる。
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■新しい常識ができつつある
人々の意識も変わっており、飲食店に入るときにはアルコール消毒やマスク着用をお願いしている店舗も多く、衛生観念における新たな常識ができつつあるのではないだろうか。
ただし、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではないが、宣言解除後にもこうした意識が広く共有され続けていくことも必要だ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・小野田裕太)
対象:全国10代~60代の男女1,789名(有効回答数)