高校生作る「飲料商品」がコロナで大ピンチ! しかし奇跡的に状況好転

市立船橋高校商業科の生徒が手掛けるプロジェクトが新型コロナウイルスの影響を受けたが…。

2020/06/06 10:20


 

■藁にもすがる思いで

八方塞がりに陥った折、海上教諭はうまいもんドットコムを発見。藁にもすがる思いで5月中旬に掲載を依頼し、無事に販売が始まった。

サイトを運営している食文化社によると、4日時点で1,200箱の注文が入っているという。海上教諭は「今年度の在庫が残り5,000箱です。例年では部活動で2,000箱ほどが活用されますが、今年はそうもいかない状況ですので、在庫を売り切れるようにしたいです」と述べた。


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■生徒には…

4日にマーケティングの授業が再開したばかりとあり、生徒には現状を周知できていないが、海上教諭をはじめ、生徒と教諭一丸となり授業を進めていく。

「まだ生徒への周知はできていませんが、今年の状況を受け、なにができるのか考えるのも授業の一つだと思います。

ただ、予想を大きく上回る販売個数で驚いています。各小売店での販売は大きいところでも1店舗500~800箱程度でしたので、ネット販売の大きさと、昨今の世の中の方々の『応援』という力、そしてやはり『高校生』という発信力の強さを感じました」

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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