餃子の超人気店が「一人1パック無料配布」を決定 「苦しい中でも餃子で笑顔になってほしい」
コロナ禍で苦しむ家庭に一時でも笑顔になってもらえれば。人気餃子店が大盤振る舞いする意図とは…
2020/06/06 10:40
コロナ禍で、特に苦しむ飲食業界。そんな中、日頃から行列が絶えない超人気店が、赤字覚悟の大盤振る舞いを決めた。しらべぇ取材班は、その店の想いに迫った。
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■創業80年の味を伝承中
群馬県水上の温泉街で80年間、三代続く中華食堂「雪松」。知る人ぞ知る餃子の名店で、野菜系の餡(あん)はジューシーで力強く、一度食べたらやみつきになると評判。
芸能人、スポーツ選手、有名料理人にもファンが多い。この雪松秘伝のレシピを継承したのが餃子専門店「餃子の雪松」だ。
「餃子の雪松」は、2018年9月に埼玉県入間市に一号店を出店。持ち帰りの餃子36個入り1,000円(税込)が好評で、オープン時から行列が絶えず、現在は30店舗を運営中。
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■苦難の中餃子で楽しいひとときを
新型コロナウイルス感染拡大にともなう、緊急事態宣言。また、外出自粛要請など不安定な日々が続く中、日頃の感謝の気持ちと、雪松の餃子を食べて、楽しいひとときを過ごしてほしいという想いが店にはある。
そこで、雪松の餃子を店頭にて、ひとりにつき1パック(12個入り)を無料で配布することを決めた。