レジ袋が有料化しても… じつは対象外になっているモノがあった

「レジ袋有料化」されても、対象外となる袋とは? 中には、徹底的に環境問題に取り組む企業も 

2020/06/06 07:45

エコバッグ
(gyro/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

7月1日から、レジ袋の有料化がスタートする。日々の生活に大きな変化をもたらそうとしているが、買い物をするえで店側から提供される袋の中には、有料化の対象外となっているモノも。



 

■有料化される理由は「環境問題」

経済産業省は、プラスチックは大変便利な存在である一方で、「廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題」があり、過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があるとしている。

このレジ袋の有料化は「プラスチック製の買い物袋」を扱う、小売業を含む全事業者が対象。製造業やサービス業であっても、事業の一部として小売業を行なっている場合はその対象に。なお、レジ袋の価格設定や売上の用途は各事業者に委ねられている。


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■「紙袋」や「持ち手のない袋」は対象外

有料化されない買い物袋
(画像は経済産業省特設ページのスクリーンショット)

ちなみに、有料化の対象となる“レジ袋”とは「購入した商品を持ち運ぶために用いる、持ち手のついたプラスチック製買物袋」。なんとなく「買い物袋が一律で有料になる」イメージだが、じつは「紙袋」や「持ち手のない袋」は有料化の対象にはなっていない。

また、「プラスチックのフィルムの厚さが50マイクロメートル以上の繰り返し使えるタイプのもの」や、「洋生分解性プラスチックの配合率が100%のもの」、「バイオマス素材の配合率が25%以上のもの」も有料化の対象外となっている。

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■ユニクロ・GUは紙袋も有料化
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