今、タクシーに乗る際に気を付けるべきこと 「助手席の利用は控えて…」

新型コロナウイルスの影響で、タクシー乗車の際にあるルールが設けられていた。

2020/06/06 06:30

タクシー

夏の到来を感じさせるほど暑い日も増えてきた最近。どこかへ移動する際に「タクシーを利用する」という人も増えてくるだろう。そんな時は、いくつかのルールに気をつけたほうがいいようだ。



 

■シートで感染防止

普段はあまりタクシーに乗らない記者(私)なのだが、仕事の都合で乗車した際、運転席と後部座席を仕切るようにシートが張られていた。

新型コロナウイルスの影響により、どの業界でも様々な対応がなされているが、タクシー業界も例外ではないことを改めて実感させられる。なお、運転手はこの取り組みにありがたみを感じているとのこと。

「多くのお客さんと接しますので、移すリスクと移されるリスクを回避できるのであれば、意味はあるのかな」


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■できれば「利用は2名様まで」

また、運転席の後部には東京ハイヤー・タクシー協会による「タクシーからの7つのお願い」という利用客に向けたPOPが貼られていた。マスクの着用はもちろん、車内での会話も控えてほしいなど、簡単に実施できるレベルのお願いがつづられている。

中でも注目したいのが、3密を避けるために「出来る限り2名様までのご利用をお願いいたします」というお願いだ。基本タクシーは、利用客は4人まで乗ることが可能だが、今はそれが2人までとなっている。


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■他にも注意すべきことは…

確かに、運転手は視界を確保しなければいけない都合上、先ほどのシートを運転席と助手席の間に設置するわけにはいかず、隣に座った場合、確実な「密」となる。もちろん、絶対に2人までというわけではないが、遵守すべきルールと言えそうだ。

他にも、窓開けによる換気も行われているため、「乗車時にクーラーがあまり効いていない」なんてケースもあるそうで、それもあらかじめ想定しておくのがベターだろう。

「今はお客さんも理解してくれている人が多いので、面倒ごとは起きてないし、私も不便はないですよ!」


運転手の優しい笑みを見て、今のこのルールを多くの人が理解してくれることを切に願った記者なのであった。

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(取材・文/しらべぇ編集部・根室 ひねき

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