45歳の親戚と性交した16歳妹を惨殺した兄たち 主張した名誉殺人とは

両親や親族が、縁談で女の子の結婚相手を決めることが多いイスラム教の人々。背けば命を奪われるなんて…。

社会

2020/06/07 16:20

刺傷
(cerro_photography/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

かわいい妹の幸せな人生を、祈らない兄はいないだろう。妹が軽率な行動に出たら、家族であり人生の先輩として、苦言を呈することもあるはずだ。しかし、そこでなぜ凶器を手にしてしまったのだろうか。



 

 

■16歳少女が45歳の男と恋愛

インドネシア・スラウェシ島南部のバンテン州で、ロズミニ・ビンティ・ダーウィスさんという16歳の少女が、2人の兄に惨殺されるという事件が起きた。

遠い親戚にあたるウスマンさんという45歳の男性と、極秘の恋愛関係にあったと考えられているロズミニさん。「すでに肉体関係にある」と告白し、家族を激怒させたことが事件の発端だった。


関連記事:「殺人で満たされた」 世界を震え上がらせた15歳女子の妊娠が発覚

 

■男は認めず結婚も拒否

ダーウィス家の人々は、まずウスマンさんを急襲。丸太で殴り、隣家の若者に凶器を突き付けて人質にとり、「妹と結婚しろ」とウスマンさんに強く迫った。

しかしウスマンさんはロズミニさんとの肉体関係を認めず、結婚も拒否して逃走。家族の攻撃の矛先はロズミニさんへと向けられた。

兄ラーマン(30)とスリアント(20)は、ロズミニさんの頭をつかんでブロックに激しく打ち付け、マチェーテと呼ばれる大きな刀で全身を滅多切りに。現場は血の海と化した。

次ページ
■兄2人は名誉殺人を主張

この記事の画像(1枚)