やらせがバレたジャーナリスト志望の女子学生 「呆れた偽善者」とネット炎上
「世の中のため、人々のため、いつも最善を尽くします」とでも宣言し、彼女は有名紙のインターンの座を獲得したのだろう。しかし嘘をつくのはいけないことだ。
ハイレベルな就職希望先に自身を売り込みたい場合、何をするべきだろうか。インターンシップのライバルたちを蹴落とし、自分が目立つためには…!? ある女性が考え付いたのは、「善人に見える演出」だったようだ。
■サンタモニカのショップで…
米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校に通っている、フィオナ・モリアーティ=マクラフリンさんという女子学生。彼女は今、「売名目的でイイ人を演じてきた、とんだ偽善者」としてインターネットで吊るし上げにあっている。
ある日、男性が運転するベンツに乗り、サンタモニカの店を訪れたフィオナさん。その口には白いマスク、手には電動ドリルが握りしめられていた。
店は休業中で簡単な補修工事を必要としており、フィオナさんの格好は補修を手伝うボランティアのようだった。ところがそれはポーズに過ぎず、男性に自分の姿を撮影させると、すぐに車に戻りどこかへ消えていったという。
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■有名紙記者の目撃で運が尽きる
しかし、フィオナさんと男性の一連の行動を、ニューヨーク・タイムズ紙のテイラー・ロレンス記者が目撃していた。そして車のナンバーを元に彼女の素性とSNSのアカウントを追跡し、見事突き止めたのだ。
彼女のSNSで紹介されていた「頑張ってお手伝いしています」風の写真は売名が目的の演出であったことに、「呆れた偽善者だ」といったコメントでインターネットが炎上している。