東京アラート後の「夜の街」問題 ナンパの聖地コリドー街を調査すると…
拡大する「夜の街」新規感染者。ナンパの聖地コリドー街の現状を取材してきた。
緊急事態宣言が解除されてから約2週間、全国の主要都市への人出が戻り始めてきた。そんな中、接待を伴う「夜の街」での感染拡大が目立っていることから、東京都は新規感染者が多い新宿・歌舞伎町でのパトロールを実施するなどの対策に乗り出している。
では、ナンパの聖地ともいわれている、銀座・コリドー街の人出はどうだったのか。東京アラート発令後、初めての金曜日となった6月5日に現地調査を行なった。
■人出は多くないが賑わいも
コリドー街のゴールデンタイムともいわれる金曜日の夜22時頃の人出は、決して多いとはいえないが、20~30代の男女が路上で積極的に声をかける姿が目立つなど、街は盛り上がりを見せていた。
短縮営業ですでに店を閉めている店舗や、営業を自粛している店舗も見受けられたため、路上で酒を飲みながら5~6人で盛り上がっている男女、マスクをせずに至近距離で会話をする人など、全体的にクラスター感染への警戒意識が低いようにも思えた。
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■なぜコリドー街へ行くのか?
今、なぜコリドー街へ行き、不特定多数の人との関わりを持とうとするのか、現地で歩いている人に聞いてみると。
「自粛期間中に楽しいことがなかったので、なんか楽しいことが起きるかもしれないと思ってここに来ました」と答えるように、日常に刺激を求めてコリドー街へ行く人が多いようだ。その他にも「暇つぶし」「異性と話すため」といった理由を聞くことができた。
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■「夜の街」での遊び方
6月1日から、7日連続で新規感染者が2桁を超える東京。接客を伴う飲食店での感染だけではなく、不特定多数の人と関わり合う、コリドー街のような場所でも、感染リスクが高くなるのではないか。
自粛宣言後の遊び方について、もう少し考える必要がありそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)