横浜図書館のおとな向けおたのしみパックが話題 「地球上で一番面白いエンタメ」

コロナ禍で考えた図書館のアイデアが大きな話題に。そのシステムとは…

2020/06/09 17:00

保土ヶ谷図書館外観
(写真提供:保土ヶ谷図書館)

コロナ禍は、文化にもさまざまな影響を与えている。そんな中、横浜市内の図書館のあるアイデアがSNS上で大きな反響となっている。しらべぇ取材班は、図書館館長からその意図等について、詳しく話を聞いた。


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■自由に本を選ぶことができない事態に

相鉄線星川駅北口徒歩4分の場所に位置する、横浜市立保土ヶ谷図書館。1階は、公会堂で、2・3階が図書館のスペースとなっている。

市内の図書館は、新型コロナの影響で、4月11日から5月26日まで臨時休館する事態に陥った。現在の利用者は、新型コロナ前と比較すると、半分程度だという。また、段階的に予約の受付を開始したが、10日までは本棚のコーナーに入れず、自由に本を選ぶことができない。


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■図書館司書が厳選

そのため、現在8人いる図書館司書が中心となって、期間限定の企画を開始。それが、「おとな向け本のおたのしみパック」だ。

案内チラシ
(画像提供:保土ヶ谷図書館)

パネルに貼ってある付箋を受付に持っていくと、その付箋に書かれているテーマに関する3冊の本を借りることができる。いずれの本も、司書が自分の得意分野を生かして選びぬいたもの。

案内パネル
(写真提供:保土ヶ谷図書館)

例えば、72番は「相鉄線の過去・現在・未来」、74番は「あの商品をつくったひと」、76番は「マリーアントワネットを知る」。付箋は、パネルに貼られていないものも含めて、まだまだあるそうだ。

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