「多目的トイレ」で起きている深刻な問題 設備メーカーが悲痛の訴え
「多目的トイレ」では、そもそも大きな問題が起こっていた……。バリアフリー設備を製造するメーカーが、悲痛な思いを投稿した
お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建が、多目的トイレで不倫行為に及んでいたとする『週刊文春』(文藝春秋)の報道が、日本中に衝撃を与えている。同誌が発売された11日には、「多目的トイレ」がトレンド入りを果たす事態に。
そうした中、多目的トイレ内のベビーチェアや多目的シートなどを製造している「OmoiO(オモイオ)」が、多目的トイレをめぐる問題について訴える、悲痛なツイートを投稿した。
■話題になっている内容が「悲しい」
「OmoiO」の公式ツイッター(@omoio_mizukami)は11日、「多目的トイレ が話題になっていますが、内容は…多目的シートを作っている会社としては悲しく、情けない限りです」とツイート。
投稿には、車椅子ユーザーの94%が「多機能トイレで待たされた経験がある」というアンケート調査結果とともに、多目的トイレ内の設備がどのような人に必要とされ、使用されているのかを示すイラストも添付されている。
#多目的トイレ が話題になっていますが、内容は…
多目的シートを作っている会社としては悲しく、情けない限りです。障害を持たれている方と、おむつ交換の方の衝突が問題になっているのに…
真に多目的トイレを必要とされている方々の為にも節度ある利用をお願いします。 pic.twitter.com/GUV34p8hct— オモイオ omoio (@omoio_mizukami) June 11, 2020
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■おむつ交換と障がい者の間で衝突
しらべぇ編集部では、「OmoiO」を展開している株式会社水上に、多目的トイレを取り巻く問題について取材。
担当者によると、「障がいを持たれている方と、おむつ交換のために利用される方との間で、度々衝突が起きていて、実際にトラブルの事例も聞きますし、ツイッターでも論戦になることもあります」という。