「多目的トイレ」で起きている深刻な問題 設備メーカーが悲痛の訴え

「多目的トイレ」では、そもそも大きな問題が起こっていた……。バリアフリー設備を製造するメーカーが、悲痛な思いを投稿した

2020/06/12 06:00


多機能トイレ
(y-studio/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建が、多目的トイレで不倫行為に及んでいたとする『週刊文春』(文藝春秋)の報道が、日本中に衝撃を与えている。同誌が発売された11日には、「多目的トイレ」がトレンド入りを果たす事態に。

そうした中、多目的トイレ内のベビーチェアや多目的シートなどを製造している「OmoiO(オモイオ)」が、多目的トイレをめぐる問題について訴える、悲痛なツイートを投稿した。



■話題になっている内容が「悲しい」

「OmoiO」の公式ツイッター(@omoio_mizukami)は11日、「多目的トイレ が話題になっていますが、内容は…多目的シートを作っている会社としては悲しく、情けない限りです」とツイート。

投稿には、車椅子ユーザーの94%が「多機能トイレで待たされた経験がある」というアンケート調査結果とともに、多目的トイレ内の設備がどのような人に必要とされ、使用されているのかを示すイラストも添付されている。


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■おむつ交換と障がい者の間で衝突

しらべぇ編集部では、「OmoiO」を展開している株式会社水上に、多目的トイレを取り巻く問題について取材。

担当者によると、「障がいを持たれている方と、おむつ交換のために利用される方との間で、度々衝突が起きていて、実際にトラブルの事例も聞きますし、ツイッターでも論戦になることもあります」という。

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■国交省も重大な問題と認識
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