弁護士依頼の初期費用が一切ナシになるサービス「アテラ」がスゴい

日本リーガルネットワークの弁護士費用保証・提供サービス「アテラ」について、同社代表取締役CEOで弁護士の南谷泰史氏に話を聞いた。

2020/06/13 19:20


 

■法テラスとは補完関係にある

弁護士費用を手助けしてくれると言えば、無料で法律相談を行い、必要な場合、弁護士・司法書士の費用等の立替えも行う「法テラス」の存在を思い浮かべた人もいるかもしれない。

しかし、手取り月収額が一定の基準以下という収入用件を満たす必要があるなど、法テラスの費用立替制度を利用することができないケースもある。

南谷弁護士:法テラスと弊社のサービスとは、補完関係にあると思っています。法人は法テラスを利用できないので、弊社のATE保証を。個人でも収入が一定以上ある方に関しても法テラスをお使いいただけませんので、アテラのような仕組みを利用してもらえればと思います。


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■訴訟に敗訴してしまった場合

また、法テラスの立替制度が無利子の貸付である点も考慮する必要があるだろう。もしも訴訟に敗訴してしまった場合でも、返済義務のある債務が依然として残ることになるわけだ。

南谷弁護士:どのくらいリスクをとりたいかという各相談者様のニーズにもよりますが、法テラスは基本的には貸付ですので、負けた場合でも返済する義務が残ります。


生活費や治療費、もしくはその他の必要なお金を融通する仕組みもありませんので、クイックマネーサポートのようなニーズがある方はアテラをお使いいただくのが良いかと思います。


もしくは、お金が早急に必要だというわけではないけれど、半年後にもらえるかどうかわからない状態よりも、現金をすぐにもらえたほうが嬉しいという方のニーズにも、アテラは応えることができるはずです。


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■弁護士に依頼するステップのため

弁護士費用が捻出できず、泣き寝入りしてしまう。アテラはそうした状況を打開するため利用することが可能だ。

南谷弁護士:法的なトラブルに巻き込まれる可能性は誰しも抱えているものなのですが、やはり、いざトラブルに巻き込まれたあとに「お金がかかる、どうしよう」と、なりがちだと思います。欧米とは異なり、日本の場合はなかなか事前に備えられていることも少ないので。


アテラを利用すれば、トラブルに巻き込まれたあとからでも、相談者は、好きな弁護士に着手金無料で依頼することができるようになります。アテラのように、トラブルに巻き込まれた後でも対応できるサービスがあれば、費用の面はもちろん、弁護士に依頼するというステップを踏むために、気持ちを軽くすることができるのではないかと考えています。


【日本リーガルネットワーク】

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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