性犯罪者と同姓同名の20代男性が顔写真を晒される被害 ネット社会の闇とは

妊娠中の妻と楽しく暮らしていた男性が、ある瞬間を境に不幸のどん底に突き落とされた。

2020/06/13 17:20


 

■写真付きでシェアされた情報

犯罪者として顔写真を晒され、数百人にシェアされてしまった男性。事実を伝え抗議したことでようやく写真を問題のページから削除させることができたというが、男性が受けたダメージは計り知れない。

同じ名前を持つ性犯罪者は30歳の男で、懲役10ヶ月・執行猶予2年を言い渡されたばかりだった。その裁判の直後にネットで情報を検索した人物が男性を犯人と勘違いし、SNSにアップしてあった写真を無断で使用して晒したとみられている。


関連記事:櫻井翔、SNSの本来あるべき姿訴え 「本当その通り」と称賛相次ぐ

 

■男性の苦しみ

大変な被害を受けた男性は、「こういう(犯罪者を集めた)ページがSNSにあることで、人生がいきなり狂ってしまうことがあります」「僕の評判は台無しになってしまったと感じています」とメディアにコメント。

男性の家族も「こういうことがあるからSNSは危険なのです」「情報をシェアする場合にはくれぐれも気をつけてほしい」と語っている。

・合わせて読みたい→法整備の期待高まるネットの誹謗中傷 一方で「議論が必要」との声も

(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

犯罪SNSインターネット情報中傷犯罪者誤解メッセージ性犯罪者小児性愛者
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング