尾木ママ、東京アラート解除後の感染者増に喝 「質の高い自衛力を身につける」
尾木ママが新しい生活様式に言及。夏場の学校に対して心配する声をあげた。
14日、「尾木ママ」の呼び名で知られる教育評論家・尾木直樹がブログを更新。同日に東京都の新型コロナウイルス感染者数が47人と増加していたことに言及した。
■「質の高い自衛力を身につけていく」
尾木ママは「日曜日なのに47人は!」というタイトルでブログを出しつつ、冒頭から「多すぎませんか?」と怒りを露わに。
小池百合子東京都知事が「自粛」から「自衛」に戦略を変更することに触れながら、「『社会活動』『経済活動』とのバランス考えたら自粛路線だけでは自滅していくのは目に見えていますから」としたうえで「質の高い自衛力を一人はひとりが身につけていく」と今人々がすべき目標を綴った。
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■特に夏場の学校は困難
教育の場を専門とする尾木ママは、社会環境だけでなく、「夏場の学校は夏休み削減でマスク着用になると極めて困難な局面に立たされます」と夏場の学校を心配。
さらに「先生方に任せるだけでなく、専門家のアドバイスが必要ではないでしょうか?」「授業以外のスクールサポーターは必置です」と尾木ママなりの考えを綴った。
また、「登下校時のマスク着用は柔軟に指導して判断力のある子供に育てることー難しいですが家庭でもチャレンジしたいですね」と親の人々にもアドバイス。
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■新しい家族モデル
そして、「自立こそ教育最大のテーマではないでしょうか」と問いかけつつ、「withコロナ時代の新しい子育て・教育モデルかも知れません」と提案。「覚悟してかかりたいですねー難しいですけど。新しい『家族モデル』問われているように思います!」とした。
活動の自粛は段々と解除されていくだろうが、それでも新型コロナ感染リスクは下がりきったわけでない。新型コロナはじめ、感染症リスクと共に生活するwithコロナ時代の新しい生活習慣と向き合わなければならない時期に差し掛かっているのだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)