ALSOK開発のマスクグッズがスゴすぎ サーモグラフィでも効果は歴然だった
ALSOKが「ALSOKマスク通気アタッチメント」を開発したことを発表した。
セキュリティサービス会社のALSOKが、真夏のマスク装着による暑さや不快感をやわらげ、熱中症のリスクを軽減させるための「ALSOKマスク通気アタッチメント」を開発したことが発表された。
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■警備員の熱中症対策のため
全国に警備員を擁するALSOKグループ。今回誕生した通気アタッチメントは、新型コロナウイルス感染症対策のために、マスクを装着して任務を遂行する警備員の熱中症対策を目的に開発されたという。
その一つ目の特徴は「排気弁構造」。排気弁構造を採用することで、息を吸うときは弁が閉じて外気の進入を防ぎ、息を吐いたときは自然に弁が開くため、マスクの性能を損なうことなく通気性を向上させることができる。
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■マスク内の温度の違いが歴然
二つ目の特徴は「ムレの低減」。実際の着用テストでは、息を吐いた際にマスク表面の温度が低下することが確認されており、この効果により熱中症の予防に一定の効果が期待される。また、マスク内のムレを防止するため、眼鏡をかけている人も快適に過ごすことができるそうだ。
サーモグラフィーの画像を見れば一目瞭然だと思われるが、マスクのみの場合と通気アタッチメント装着時では、マスク内の温度の違いが歴然である。これはスゴい…。
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■多くの人が使えるよう準備中
さらに、通気アタッチメントは水洗い可能かつ、使い捨てのプリーツ型マスクに装着して使用するため、マスク本来の機能を損なうことなく、通気性を向上させることができるという利点も頼もしい。
なお、本製品は現在一般発売されていないが、これからの夏本番に向けて、ALSOKの警備員だけでなく多くの人が利用できるよう、準備を進めているとのことだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)