7月以降もレジ袋無料のセイコーマート いつまで無料か本部に聞いてみると
「セイコーマート」レジ袋無料の取り組みを本部に聞いてみると、環境にも利用者にも優しい企業ということが分かった。
北海道、北関東を中心に展開をしているコンビニチェーンのセイコーマートは、7月以降もレジ袋を当面無料にすると発表。グループの約1,200店舗が対象となる。
■利用者の負担軽減が目的
セイコーマートを運営するセコマは、当初有料化をする方向で検討をしていたが、新型コロナウイルスで経済的な影響が広がる中、利用客への負担を避けることを理由に7月以降も無料化を発表。
国の制度で有料化の対象となっていない、バイオマス素材の配合率が25%以上のレジ袋を使用することで、7月以降も無料対応とした。バイオマス素材は再生可能資源から作られ、化石資源への依存度を低減させることや資源循環性の向上が見込まれ、地球温暖化防止への貢献も期待される。
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■独自路線を貫いてほしい
7月以降もレジ袋無料化を継続するというニュースに、ネットでは「俺たちのセコマ」「さすがです」「正直うれしい」という称賛の声が続出。
その他にも「全部横並びのコンビニ業界では、いい意味で異端児」「独自路線を貫いてほしい」といった、先にレジ袋の有料化を発表したコンビニ大手3社との比較をする声が多くみられた。
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■レジ袋無料の継続で分かったこと
7月からのレジ袋無料はいつまで続くのかセコマに問い合わせてみると、「7月以降もレジ袋は無料でお使いできますが、無料の期間は決まっておりません。有料化の延期ということなので、レジ袋の価格や時期については慎重に検討していきます」と回答。
そして、「レジ袋の有料、無料というワードだけが議論されていますが、セコマでは、プラスチック、紙パック、ダンボールなどのリサイクル活動や、食品ロスの削減といった持続可能な社会を目指した環境への取り組みの一環として、レジ袋の素材を見直しております」と説明している。
セコマは、環境にも利用者にも優しい企業といえるのではないだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)