牛乳消費拡大を求めるJAの看板が話題 酪農業のピンチについて関係機関へ直撃
JA摩周湖の牛乳消費拡大のための看板が話題に。牛乳消費の今とは…
■普段よりもう1本多く飲みましょう
この対策として、農林水産省が4月から日本の牛乳を救う「プラスワンプロジェジュト」を実施中。酪農家を支えるために、「牛乳を普段より、1本多く消費しましょう」というキャンペーンだ。
乳牛は一般的には、6月に生産のピークを迎える。それ以降暑くなることによって、牛が弱ってきて、乳量が減ってくるのだ。しかし、北海道地域は、本州より、気候が涼しいため、8月頃まで生産量があがっていく状態になるという。
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■スーパーなどがキャンペーンに賛同
こういった状況のため、ライフコーポレーションは、プラスワンキャンペーンに賛同し、首都圏全121店舗で、6月いっぱい北海道牛乳1リットルをお買い得価格で、販売中。
最後に農林水産省牛乳乳製品課は、「この難局を乗り切るために、お買い物の際に牛乳やヨーグルトを普段より1本、特に育ち盛りの方はさらにもう1パック多く購入いただければ、酪農家への応援につながります。ぜひ皆様方の御協力をお願いいたします」とコメントした。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)