牛乳消費拡大を求めるJAの看板が話題 酪農業のピンチについて関係機関へ直撃

JA摩周湖の牛乳消費拡大のための看板が話題に。牛乳消費の今とは…

2020/06/24 10:00



■普段よりもう1本多く飲みましょう

この対策として、農林水産省が4月から日本の牛乳を救う「プラスワンプロジェジュト」を実施中。酪農家を支えるために、「牛乳を普段より、1本多く消費しましょう」というキャンペーンだ。

農林水産省
(画像提供 農林水産省)

乳牛は一般的には、6月に生産のピークを迎える。それ以降暑くなることによって、牛が弱ってきて、乳量が減ってくるのだ。しかし、北海道地域は、本州より、気候が涼しいため、8月頃まで生産量があがっていく状態になるという。


関連記事:余った牛乳をチーズ工房が買い取るクラウドファンディング開始 これは超いい方法

■スーパーなどがキャンペーンに賛同

こういった状況のため、ライフコーポレーションは、プラスワンキャンペーンに賛同し、首都圏全121店舗で、6月いっぱい北海道牛乳1リットルをお買い得価格で、販売中。

最後に農林水産省牛乳乳製品課は、「この難局を乗り切るために、お買い物の際に牛乳やヨーグルトを普段より1本、特に育ち盛りの方はさらにもう1パック多く購入いただければ、酪農家への応援につながります。ぜひ皆様方の御協力をお願いいたします」とコメントした。

・合わせて読みたい→コロナで大量に余った生花を… 無印良品の発表に「さすが」の声

(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

ライブ看板北海道スーパー牛乳JA農林水産省
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング