幸福実現党・七海ひろこが都知事選撤退で一石 泡沫候補扱いに抗議

マスコミからの「泡沫候補」扱いを批判し、幸福実現党の七海ひろこ候補が都知事選撤退を表明。

2020/06/26 11:00


 

■「マスコミの壁突破できなかった」

七海ひろこ

七海氏は続いて、「7日間闘い、マスコミの壁を突破できなかった非力を感じています。しかしながら、このままマスコミの皆様の描いていらっしゃるシナリオ通り、事前に人気投票がなされ、そして誰が圧勝という順位付けがなされているような無風の選挙、マスコミの結果誘導の選挙を続けていても民意は反映されない」と撤退の最大の理由を明かす。

過去最多となる22名の候補が出馬したのに特定の5名のみが、しかもどこのメディアでも同じ5名が変わらず取り上げられている。これは恣意的に選ばれ、少数の意見が反映されないと感じているとメディアを批判した。


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■「放送法に違反している状況」

最後に七海氏は「放送法にも違反しているような状況であったのではないか」と延べ、「報道のあり方に一石を投じ、チャンスの平等が創られる選挙になるようにしたい」と締めくくった。

七海氏は都知事選2016では2万8809票を獲得し、今回主要候補とされている立花孝志候補を上回っている。

元国会議員とはいえ、前回の選挙で七海氏より票が少なかった候補が「主要候補」の一人になり、七海氏が泡沫扱いということについては、メディアの説明責任も求められるだろう。

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(取材・文/France10・及川健二

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