過剰反応か正当防衛か 「万引き犯」に反撃した高齢の女性店主が起訴される
何度も被害を受け辟易していた店主が、自分と店を守ろうと決意。ついにはケガ人が出たため、逮捕されてしまった。
■身柄を確保された店主
店主は駆け付けた警官隊に抵抗することもなく従い署に連行され、保釈金を支払い署をあとに。その後すぐに店での仕事を再開したが、男を撃ったことから起訴されたという。
この件につき女性はメディアの取材に応じ、「すべきことをしたまでよ」「私には我慢する気などもうないし、その事実が知れ渡ることを願っているの」とコメント。「私をただの小柄な老婆だと思うなってことよ」とも強気に語っている。
ちなみに撃たれた男性は当初「酒とコカインでハイになっていた」「盗み目的で入店した」と警察に話したが、その翌日に「金を払う気はあった」などとまるで異なる内容の話をしたという。
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■過剰反応の可能性
発砲しケガを負わせたために、起訴されてしまったこの店主。この店主はすでに銃を没収されており、2年間は返してもらえない可能性があるという。それについては「困ったわ、返してもらう前に死んじゃうかもね」と話している。
夫を亡くし、ひとりで必死に店を守ってきたこの女性。発砲に関してはまるで後悔していないとみられ、女性の行動を擁護する人も多いという。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)