図書館のレシートが平時の3倍超の長さに 原因は新型コロナの影響だった
「緊急事態宣言」の最中は閉館が続いていた全国の図書館も、ようやく再開。しかし久しぶりに訪れた図書館で本を借りると何やら異変が…。
5月25日より「緊急事態宣言」が全面解除となって、はやひと月。次第に日常がその姿を取り戻しつつあるが、やはり要所で新型コロナウイルスの影響を感じる機会は多いことだろう。
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■コロナ禍の図書館
全面解除前から営業を再開した施設もチラホラと見られたが、図書館の多くは25日以降に開館スタート。
もちろんどの図書館も新型コロナ感染拡大のリスクを最小限に抑えようと、様々な工夫を凝らしている。都内近郊のある図書館では、一度手にした本はそのまま本棚に戻すのではなく、「消毒のため指定の場所に置く」といったルールを設けていた。
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■本を借りて気付いた…
日頃より図書館を利用していた記者は、再開翌日の6月2日に最寄りの図書館へと向かい、目当ての本を借りることに成功。後日、返却と同時に新たな本を借りると、館内の貸し出しカウンターでとんでもない違和感に気付いてしまった。
多くの図書館では利用者に対し、「貸し出した本の情報」「貸し出し期限」などが印字されたレシートを手渡しているが、何やら今回のレシートは尋常でない長さに。
思わず途中で切断されるのかとも考えたが、明らかに30センチを超えているレシートは何事もなかったかのように、そのまま貸し出し本に挟まれていく。